グリーン・ハンガー誕生秘話

開発の試行錯誤

観葉植物からスタートしたグリーン・ハンガープロジェクトは、試行錯誤を繰り返して今のグリーン・ハンガーになりました。

観葉植物からスタートしたグリーン・ハンガー

観葉植物からスタートしたグリーン・ハンガー室内の空気環境が外気よりも悪いと言うことは、空気環境測定の結果からわかっていました。グリーン・ハンガーのスタートは、大きな観葉植物をオフィス環境に普及させることから始めました。しかし、現場の評判はあまりよくありませんでした。

まず、大きな観葉植物だとオフィススペースでじゃまになってしまう…という問題が起きました。人の移動はもちろんのこと、清掃業者の方がオフィスの掃除をするときに、重い観葉植物はたいへん負担になる(特に女性が多いので)とのお話しまでありました。また、観葉植物は土を使うので、カビや菌がわいたり、水やりの業者が水を床にこぼしたりという問題も発生し、あまり評判がいい物ではありませんでした。

観葉植物小型化の壁

観葉植物小型化の壁そこで、私たちは、観葉植物を小さくすることを検討しました。しかし、それでも土の弊害や水やりの手間はかわりません。次に導入したのがハイドロカルチャーです。栽培方法を水耕栽培に変えることで、格段に衛生的かつ軽量化に成功しました。

苦難の自動給水システムの開発

苦難の自動給水システムの開そして最後は水やりの問題です。小型化して壁掛け型に改良したのですが、壁掛け型にすることで、水やりをすることが余計にめんどうなものになってしまいました。私たちは、画期的な自動給水の仕組みが作れるのではないか?との目算がありました。ただ、そのアイデアがなかなか出ませんでした。

通常の弁では、鉢の中に常に水が一定量に、給水するものしかありませんでした。それでは、ポトスライムの根が根腐れを起こしてしまうリスクがありました。また、弁から逆流した水によって、給水タンクに微生物が繁殖してしまい、カビや藻が生えてしまうリスクもありました。必要なのは、水が無くなったら必要な量の水を供給することができる弁の開発です。

いろいろな素材をテストしてアイデアが出つくしたころ、ある加湿器の弁を見てひらめきました!この仕組みなら水が無くなったら適量の水を供給する自動供給システムを作ることができると。さっそくメーカーに問い合わせて仕組みを調査、試作品も作成し、ひとつの自動給水弁を開発することができました。こうして、現在のY・Hバルブ(自動給水システム)が完成したのです。